風光明媚な描写に読者を旅づかせてしまう本かと思いきや。
チャトウィンが冒険家というよりジャーナリストであることがよく分かった。
人の数だけ物事の定義はあると思う反面。旅先で起こっていることを批判的な目で見つめて周りに伝えることが本来ある旅人の姿なのかもしれない。